知的好奇心 for IoT

IoT関連の知的好奇心を探求するブログです

ESP8266

最終的にベランダのIoT温湿度計は、MQTTで温度・湿度・気圧・電池の電圧を送るBME280を付けた電池駆動のESP8266になった

以前に書いた次の記事で、勝者となったESP8266でベランダのIoT温湿度計を運用することにしました。 テストの時は温湿度センサーにDHT20を使っていましたが、部屋に気圧も計れるBME280が沢山あったので気圧は必要ないと思いながらセンサーを変更しました。 ま…

こっちが本命?ネットに繋がる極小マイコンボードXIAO ESP32C3に外部アンテナが付属していたので電波強度を比較してみた

このご時世に1,000円以下で買える極小WiFiマイコンボード「XIAO ESP32C3」を入手したら、本体より大きな外部アンテナが付属していました。 本体の小ささを台無しにするこのアンテナ! 付けて無くてもWiFiに繋がるものなのか知りたくなったら、何故か他のマイ…

ESP32とESP8266でディープスリープを使って1時間毎にDHT20のデータをクラウドに送る持続テストのハードウェアとプログラム

今回は、前回の記事のハードウェアとプログラムについて書きたいと思います。 ああ 使ったもの(ハードウェア) ESP32(M5Stamp Pico)+DHT20 M5Stamp Pico Mate 温湿度センサモジュール DHT20 XCL103使用3.3V出力昇圧DCDCコンバーターキット ミニブレッドボー…

やっぱりベランダのマイコンは電池で動かしたい!ESP32とESP8266でディープスリープを使って1時間毎にDHT20のデータをクラウドに送る持続テストを実施中!

ベランダで使っていた以下の構成のIoT温湿度計のバッテリーの持ちがすごく悪くて、だいたい2週間毎にバッテーリーを取り外して充電することが続いていたのでうんざりしていました。 ATOM Lite M5Stack用温湿度気圧センサユニット Ver.3(ENV Ⅲ) 中古モバイ…

ESP8266やESP32でDeep SleepをWiFiの電波が混んでいる場所で使うときは、接続や送信でタイムアウト処理を行いDeep Sleepを実行する前にWiFiの接続を切る必要がある

市川市の川沿いの住宅街から、神田のビル群や上野のオフィス・住宅密集地に引っ越して、長らくベランダで動かしていた温湿度計のバッテリーが想定より極端に短い時間しか持たない現象に悩まされていましたが、その対処方法がやっとわかりました。 原因の特定…

いつの間にかMacでドライバのインストールが不要になってWindowsの方が面倒になっていた件

※2022年10月28日追記 macOS 13.0 Venturaで、ドライバのインストールをしなくてもCH9102Fが使えるようになっていました! ただ、「Upload Speed」を「460800」にする必要があります。 ※2022年6月12日追記 M5Stack Basic V2.6などに使われているCH9102Fは、Ma…

Big SurにインストールしたArduinoでESP8266を使う方法

最近はM5シリーズのESP32ばかり使っていてESP8266はご無沙汰していたのですが、Big Sur対応がどうなっているのか気になって、これまで通りArduinoのボードマネージャーでインストールしてプログラムを書き込もうとしたら、やっぱりESP32と同様にプログラムが…

BlynkでもSmart ConfigでESP8266のWi-FiをESP-TOUCH(スマホのアプリ)を使って設定する方法

ESP8266は簡単にWi-Fiが使えてArduinoでプログラミングができるので非常に使い勝手がいいのですが、Wi-FiのSSIDやパスワードをプログラムに書くのが一般的になっていていい手段がないものかと常々思っていたんです。 以前、ESP8266をAP(アクセスポイント)…

BlynkのWebHookとIFTTTとスマートプラグで簡単スマートホーム!CO2濃度の上昇を検知して換気扇を動かす!

中華製の2,000円程度で購入できる安価なCO2センサーを前回の記事で使えるようにしたので、応用編としてCO2の濃度によってスマートプラグをコントロールできるようにしてみます。 スマートプラグ スマートプラグをAmazonで検索すると1個2,000円以下でいろん…

中華製の安価なCO2センサー「MH-Z19B」を買ったので「SCD30」と比較してみた

スイスのSENSIRION社製、非分散赤外線吸収法(NDIR)のCO2センサー「SCD30」の記事を以前に書きました。 このセンサー、I2Cインターフェースで電源も3.3V~5.5Vまで対応していて使いやすいのですが、値段がちとお高いのが難点でした。 そんな時に「MH-Z19」…

ベランダの温湿度計測時の時刻が、あの"1970/01/01"になることがあったので対策を講じた

最近引っ越ししたこともあってブログの更新が全然できていなかったので、ちょっと気になっていたことを書いてみます。 はい、みなさん一度は見たことがあるのではないでしょうか?あの、謎の日付”1970/01/01"が、ベランダに設置している温湿度計の計測日時と…

ThingSpeakのArduinoライブラリを使ったデータの送信方法

以前、BlynkのWebHookを使ってThingSpeakにデータを送る方法の記事を書きましたが、ThingSpeakにはArduinoライブラリが用意されているので、今回は素直にライブラリを使ってみたいと思います。 ハードウェア Machinistにデータを送る記事と同じものを使いま…

Machinistに時系列データを送るサンプルとして、ESP8266の間欠動作でBME280のデータを送れるようにした

突然ですが、『Machinist』、みなさん使ってますか? ホームページでは「メトリクス」という耳慣れないものの管理をするようなことが書かれていますが、IIJのプレスリリースでは「データ可視化・監視サービス」って誰にでもわかる言葉で書いてあるんですよ。…

激安Arduino互換WiFiマイコン(LOLIN)WeMos D1 miniの粗悪品に注意!

ぼくが1番良く使っているエッジデバイスは、シンガポールWeMos Electronics社の(LOLIN)WeMos D1 miniです。 (LOLIN) WeMos D1 mini V3.1.0 WeMos D1 miniは上海Espressif Systems社のESP8266を使用したボードで、日本だとESP-WROOM-02というモジュールが知ら…

BlynkのWebHookを使ったThingSpeakへのデータの送り方

少し前にこんなニュースを見て、久しぶりにデータの可視化サービスを調べてみたんです。 そしたら、AI関連で聞き覚えのあるMATLABの会社がThingSpeakというサービスを提供していることを今頃知りました。 で、今回のタイトルにも繋がるのですが、ぼくが気に…

高精度温湿度センサーSHT31が付属しているスゴイCO2センサーSCD30を見つけたのでESP8266のDeep Sleepで使えるようにした

前回はベランダの温湿度センサーをSHT31に変更してリニューアルした記事を書きました。 それから間を開けずにスゴイセンサーを千石電商で見つけてしましました。 このセンサー、高精度非分散型赤外線(NDIR)ベースのCO2センサーで左下の赤枠部分にSHT31が付随…

高精度温湿度センサーSHT31をESP8266のDeep Sleepでバッテリー運用してBlynkで可視化する

今までベランダの温度と湿度はWio NodeにBME280を付けて測っていたのですが、幾つか問題が出ていました。 バッテリー運用で電圧降下が徐々に起きずにいきなり切れる 今年の梅雨に夜になると湿度がずっと100%になっていた まず1ですが、Wio Nodeの開発元Seee…

MozillaのWebThinghsはホームIoTの主役となり得るか

少し前にたまたまMozillaのIoTプラットフォームWebThingsについての記事を読んで非常に興味を持ち、もしかしたらホームIoTのメインプラットフォームとして使えるのではないかと試してみることにしました。 今はホームIoTの主役はAmazon EchoやGoogle Homeな…

タミヤのカムプログラムロボットは作るのが大変なので、秋月電子で売っているミニスマートロボットモバイルプラットフォームを試した

以前、次のような記事を書いたのですが、このロボット、対象年齢が10歳以上っと書いてある割には作るのが大変で時間がかかるんです。特にギアボックスがっ! それで、もっと簡単で安く動くものを作ることができないかなぁと思っていたんです。 そうしたら、…

温湿度計にOLEDを追加して、部屋置き用に光センサーも付けて暗いと消灯するようにした

ガイガーカウンターにOLED(有機ELディスプレイ)を付けたら思いの外良かったので、温湿度計にも付けてみました。OLEDって物凄く明るいので、常時部屋置きするためにCDSセル(光センサー)も付けて、周りが暗いとOLEDも消えるようにしました。 ハーフサイズ…

IoT化したTAMIYAのロボットに追っかけ機能を追加した

夏なのでホラー企画として、IoT化したTAMIYAのロボットに追っかけ機能を追加してみました。レーザー測距センサモジュールで捕捉した相手にずずずんっと迫って来ます! 真ん中のがレーザー測距モジュールです。 でも、レーザーは肉眼で見ても平気な出力のもの…

ガイガーカウンターにOLED(有機ELディスプレイ)を追加してスタンドアローンでも動くようにした

少し前に小型で安いOLEDグラフィックディスプレイを見つけて、色々と使ってみようと思っていたので、まずはガイガーカウンターから手を付けてみました。 モニタリング用ならディスプレイは要らないと思うのですが、計りたい場所に持って行ってる場合はやっぱ…

cm精度を実現できるRTK測位用に基準局(Base)から移動局(Rover)へシリアルデータを伝送する装置をESP8266で作ってみた

トランジスタ技術の2018年1月号にcm精度で位置を測位できるGPS(GNSS)を使ったRTK測位の記事が出ています。 たまたまこの記事と、基準局(Base)のデータを移動局(Rover)へ送る手段がネックになっているという事を知ったので、基準局で受信したGPS(GNSS)データ…

ESP8266で2桁の7セグメントLEDを7セグメントドライバ(74HC4511)を使って制御してみた

いきなりですが、今回作ってみたのはこれです↓。 下の青いボリュームの出力をESP8266のアナログ入力に繋いで、ボリュームを回して2桁の7セグメントLEDで00~99まで表示できるようにしてみました。 使った7セグメントLEDは秋月電子で税込み90円で売っているも…

ESP8266とDRV8835とBlynkを使ってTAMIYAのカムプログラムロボットをIoT化した

ある日、秋月電子さんの通販サイトを見ていたら、面白そうなデザインのTAMIYAの工作セットが幾つか登録されいるのを見つけました。 カムプログラムロボット工作セット レスキュークローラー工作セット(3chリモコン) 2チャンネルリモコン ブルドーザー…

aitendoで売っているボッシュの温湿度・気圧センサBME280と温度・気圧センサBMP280を使ってみる

秋葉原のパーツ屋さんと言えば、秋月電子さんや千石電商さん、マルツさんが有名だと思います。 でも、他にもあったんです。ディープな(中華系の)お店が。 ぼくが知らなかっただけで、結構前からあったのがaitendoさんです。上の3店は近くにあるのですが、…

バッテリーが切れそうになったら通知するようにベランダのWiFi温湿度計を改良した

前回の改良で、バッテリーをダイソーの300円モバイルバッテリー(2000mAh)に変えて長時間駆動化を計りましたが、ベランダの温湿度計はBlynkに加えてthinger.ioにもデータを上げていることもあってか、思っていたよりも早くバッテリーが切れて1日ぐらい放置さ…

キャタピラ車で使っているMotor Shieldのファームウェアの更新の仕方

キャタピラ車の記事で使っているWeMos Motor Shieldは、TB6612という2チャンネルのモータードライバをI2Cインターフェースで使えるようにした便利なボードです。 I2Cインターフェースの利点 秋月電子さんのTB6612をブレッドボードで使えるようにしたキットの…

乙女ゲーキャラで温度や湿度を囁いてくれるWiFi温湿度計(ESP8266 + Blynk)のGoogle Assistantアプリを作ってみた

AmazonはAIアシスタントにAlexaという名前を与えて、Alexaを調教するに教える(スキルを追加)ことでAlexaができることを拡張するアプローチを取っていて、ぼくは分かりやすいし親しみやすいと思っていますが、Googleは全然違うアプローチを取っています。 G…

ツンデレキャラでWiFi温湿度計(ESP8266 + Blynk)の値を教えてくれるAlexaスキルを作ってみた

AlexaやGoogle Asistantに指示を出して機器をコントロールすることは行いましたので、今度は機器から情報を受け取って音声アシスタントから教えてもらうことに挑戦しました。 始めにIFTTTや何か簡単に行えるサービスが無いか調べて見たのですが、意外なこと…