知的好奇心 for IoT

IoT関連の知的好奇心を探求するブログです

Ofuro BoardをPWAに対応させてお風呂のドアの開閉をWeb Pushで通知するようにした

ぼくは今住んでいるシェアハウスで「Laundry Reminder」と「Ofuro Board」という2つのIoTサービスを運営しています。 Laundry ReminderOfuro Board この2つのIoTサービスのアーキテクチャーは、エッジ側にRaspberry Piを使っているのは共通なんですが、クラ…

シェアハウスのお風呂をみんなで使いやすくするシステムを作った

ぼくが住んでいるシェアハウスにはシャワールームが8個あったのですが、最近のリニューアルで2個を潰して代わりにお風呂になったんです。 で、お風呂利用者が多いと思われる女性の専用フロアが4階にあって、わざわざ1階に降りて来なくてもお風呂が空いている…

北斗(BeiDou)も正式サービス開始されたので、最近の測位衛星の凄さを体験してみた

GPS

去年11月にみちびきの正式サービスが開始されたのに続いて、中国の北斗(BeiDou)も正式サービスが開始されました。みちびきが4機なのに対して北斗は41機と比較にならない数が打ち上っていて、測位衛星の数では米国のGPSを上回ってしまいました。EUのGalileoも…

祝!みちびきサービス開始記念!みちびきの効果を調べてみた。

GPS

11月1日から正式にみちびきのサービスが始まりました! 正式にというのがミソで11月1日以前から殆どのサービスは利用できていたんです。・衛星測位サービス・サブメーター級測位補強サービス(他にもサービスはありますが、一般の人が使えるものではないので…

温湿度計にOLEDを追加して、部屋置き用に光センサーも付けて暗いと消灯するようにした

ガイガーカウンターにOLED(有機ELディスプレイ)を付けたら思いの外良かったので、温湿度計にも付けてみました。OLEDって物凄く明るいので、常時部屋置きするためにCDSセル(光センサー)も付けて、周りが暗いとOLEDも消えるようにしました。 ハーフサイズ…

IoT化したTAMIYAのロボットに追っかけ機能を追加した

夏なのでホラー企画として、IoT化したTAMIYAのロボットに追っかけ機能を追加してみました。レーザー測距センサモジュールで捕捉した相手にずずずんっと迫って来ます! 真ん中のがレーザー測距モジュールです。 でも、レーザーは肉眼で見ても平気な出力のもの…

ガイガーカウンターにOLED(有機ELディスプレイ)を追加してスタンドアローンでも動くようにした

少し前に小型で安いOLEDグラフィックディスプレイを見つけて、色々と使ってみようと思っていたので、まずはガイガーカウンターから手を付けてみました。 モニタリング用ならディスプレイは要らないと思うのですが、計りたい場所に持って行ってる場合はやっぱ…

cm精度を実現できるRTK測位用に基準局(Base)から移動局(Rover)へシリアルデータを伝送する装置をESP8266で作ってみた

トランジスタ技術の2018年1月号にcm精度で位置を測位できるGPS(GNSS)を使ったRTK測位の記事が出ています。 たまたまこの記事と、基準局(Base)のデータを移動局(Rover)へ送る手段がネックになっているという事を知ったので、基準局で受信したGPS(GNSS)データ…

ESP8266で2桁の7セグメントLEDを7セグメントドライバ(74HC4511)を使って制御してみた

いきなりですが、今回作ってみたのはこれです↓。 下の青いボリュームの出力をESP8266のアナログ入力に繋いで、ボリュームを回して2桁の7セグメントLEDで00~99まで表示できるようにしてみました。 使った7セグメントLEDは秋月電子で税込み90円で売っているも…

ESP8266とDRV8835とBlynkを使ってTAMIYAのカムプログラムロボットをIoT化した

ある日、秋月電子さんの通販サイトを見ていたら、面白そうなデザインのTAMIYAの工作セットが幾つか登録されいるのを見つけました。 カムプログラムロボット工作セット レスキュークローラー工作セット(3chリモコン) 2チャンネルリモコン ブルドーザー…

aitendoで売っているボッシュの温湿度・気圧センサBME280と温度・気圧センサBMP280を使ってみる

秋葉原のパーツ屋さんと言えば、秋月電子さんや千石電商さん、マルツさんが有名だと思います。 でも、他にもあったんです。ディープな(中華系の)お店が。 ぼくが知らなかっただけで、結構前からあったのがaitendoさんです。上の3店は近くにあるのですが、…

バッテリーが切れそうになったら通知するようにベランダのWiFi温湿度計を改良した

前回の改良で、バッテリーをダイソーの300円モバイルバッテリー(2000mAh)に変えて長時間駆動化を計りましたが、ベランダの温湿度計はBlynkに加えてthinger.ioにもデータを上げていることもあってか、思っていたよりも早くバッテリーが切れて1日ぐらい放置さ…

キャタピラ車で使っているMotor Shieldのファームウェアの更新の仕方

キャタピラ車の記事で使っているWeMos Motor Shieldは、TB6612という2チャンネルのモータードライバをI2Cインターフェースで使えるようにした便利なボードです。 I2Cインターフェースの利点 秋月電子さんのTB6612をブレッドボードで使えるようにしたキットの…

乙女ゲーキャラで温度や湿度を囁いてくれるWiFi温湿度計(ESP8266 + Blynk)のGoogle Assistantアプリを作ってみた

AmazonはAIアシスタントにAlexaという名前を与えて、Alexaを調教するに教える(スキルを追加)ことでAlexaができることを拡張するアプローチを取っていて、ぼくは分かりやすいし親しみやすいと思っていますが、Googleは全然違うアプローチを取っています。 G…

ツンデレキャラでWiFi温湿度計(ESP8266 + Blynk)の値を教えてくれるAlexaスキルを作ってみた

AlexaやGoogle Asistantに指示を出して機器をコントロールすることは行いましたので、今度は機器から情報を受け取って音声アシスタントから教えてもらうことに挑戦しました。 始めにIFTTTや何か簡単に行えるサービスが無いか調べて見たのですが、意外なこと…

ベランダの温湿度センサーをDHT11から気圧も計れるBME280に変更した

部屋のセンサーはDHT11からDHT12にアップグレードしていましたが、ベランダのセンサーはDHT11のままでした。 このところ急に寒くなって、気温が零度を下回ることもありえる状況になってきましたが、DHT11では零度以下は計測できないんです。 部屋と同じDHT12…

400V昇圧回路を自作してガイガーカウンターを1電源で動くように改良した

「昔作ったガイガーカウンターをESP8266とBlynkでIoT化する」でIoT化できたのですが、ガイガーミュラー管を動作させるための400V昇圧回路に写ルンです改造基板を使っていたことから、電源が2つ必要になっていました。 何とかできないものかとずっと思ってい…

シェアハウスで洗濯機や乾燥機の終了を通知するサービスを稼働させた(ウェブアプリ編)

HEROKU Laundry Reminderのクラウドアプリケーションプラットフォームとして利用しているのがHerokuです。Herokuは2007年創業の企業で、2010年にセールスフォース・ドットコムに買収されたPaaSの草分け的存在です。 Herokuを選んだ理由はやはり無料で使える…

<日本で入手できる部品で>ESP8266とモータードライバを使ってBlynkで操作するキャタピラ車を作ってみた

前回の記事では、WeMos D1 miniとMotor Shieldを使ってキャタピラ車のモーターを制御してみました。Motor ShieldはI2Cインターフェース対応で制御用にピンを2つしか消費しないエコな作りになっている上に、用意されているライブラリを使って非常に簡単にモー…

ESP8266とモータードライバを使ってBlynkで操作するカメラ付きキャタピラ車を作ってみた

2020年4月2日更新 ラズパイを使ってパン・チルトもできるラズパイタンクを作りました! 今までESP8266をセンサーとしか組み合わせたことがなかったので、アクチュエーターとして一般的なモーターを使ってリモコンカーを作ってみることにしました。 カメラ付…

シェアハウスで洗濯機や乾燥機の終了を通知するサービスを稼働させた(センサーアプリ編)

センサーBOXの動作 洗濯機と乾燥機1台ずつに設置したセンサーBOXは、一定以上の電流が流れていればLow、以下ならHighの電圧を出力する単純な構造になっています。これは、使用しているセンサーが磁気を検知するとLowになるタイプなためで、信号用のGPIOをプ…

シェアハウスで洗濯機や乾燥機の終了を通知するサービスを稼働させた(概要編)

※2020/5/17 新しい記事を書きました。 ぼくは、元社員寮として使われていたシェアハウスに住んでいます。4階建ての建物で1階はキッチン・リビング・シャワールームなどの共用施設があり、2階から4階は各自の部屋と共用の洗面・ランドリールームがあります。 …

WiFi温度・湿度計をDHT11からDHT12にアップグレードした

温度・湿度センサーのDHT11はトランジスタ型のセンサーに比べれば若干高いのですが、校正要らずのデジタルセンサーでArduinoで簡単に扱えるライブラリーが提供されていることから人気のセンサーとなっているようです。 ぼくもこれまでのブログで何回か扱って…

太陽フレアの影響を確認するため、IoTダッシュボードを活用してみた

太陽フレアの影響が実際にどのくらいあるのか、部屋に設置しているガイガーカウンターで計測することができるのか確認するため、IoTプラットフォームサービスのthinger.ioを使ってガイガーカウンターとベランダの温湿度計のデータをビジュアルに表示させてシ…

昔作ったガイガーカウンターをESP8266とBlynkでIoT化する

4年前たまたま書店で見つけた「よくわかる最新線量計の基本と作り方」という本に、ガイガーカウンターの自作方法が解説されていたので当時作ってみました。 自作筆箱版ガイガーカウンター ソビエト製のSBM-20というガイガーミュラー管を使っていて、カッコイ…

ESP8266とDHT11とBlynkでスマホとWebにリアルタイムで温度と湿度を表示する

デザインフェスタでスマートミラーの展示だけで何も売り物がないのも寂しかったので、講座用に入手していたESP8266ボードとDHT11シールドを使ってなるべく一般向けの売り物を作ってみることにしました。 部屋の壁に設置したWiFi温度・湿度計 Blynk BlynkはiO…

音声で家電もコントロールできるスマートミラーを作ってみた

真夏のデザインフェスタへの出展が決まって何をメインに据えようかと悩んでいたら、YouTubeでスマートミラーのビデオを見かけて『スマートホームのハブにはスマートミラーが最適では!』っと思い立ち、作ってみることにしました。 で、作ってみたのがこれで…

AIY ProjectのVoice KitをVocie Kitなしでやってみた

AIY ProjectはGoogleのDo-it-yourself-arificial intelligence(自作AI)Projectで、Raspberry Pi 3とGoogle Assistant SDKとVoice KitでGoogle Homeみたいなものを自分で作ってみようというものです。 このVoice KitはオフィシャルラズパイマガジンのThe MagP…

Google Assistantを使うためGalaxy J SC-02FにカスタムROMを焼いてみた

前回の記事で予告していた通り、Google Assistantをぼくの携帯で使えるようにした手順をお知らせします。 ぼくは中古のdocomo GALAXY J SC-02FをOCNモバイルONEで使用しています。巷でSIMフリー携帯の記事が氾濫していて、コストパフォーマンスのいい魅力的…

Google Assistantで中二病的にSmart Homeを実現してみた

日本語版のGoogle Assistantが提供開始されたというニュースを見て、前回のAlexaに続いて何とかして使えないかと、また、Google先生を質問攻めしていたら、かなりいい感じの記事を見つけました。 この記事を参考に今回考えた仕組みはこんな感じです。 Node-R…