知的好奇心 for IoT

IoT関連の知的好奇心を探求するブログです

2021-01-01から1年間の記事一覧

M5StackのBALA-CミニセルフバランスカーをMQTTで操作できるようにサンプルコードを改造する方法

1年ぐらい前に次のような記事を書いたのですが、Blynkで新規アカウント登録ができなくなってしまったため、BalaCもMQTTで動かせるようにしてみました。 と、いっても、このBalaCも製造停止になってしまい、在庫でしか入手できなくなっているんですけどね。 …

M5StickC Plusはバッテリー不良に注意!購入したら必ずFactory Testを実行しよう!

M5StickCで満足していたので画面が大きくなったM5StickC Plusを買っていなかったのですが、このところM5StickCが入手しずらい状態になっていたため、やっとM5StickC Plusを入手しました。 M5StickCとM5StickC Plusの両方に対応させたプログラムの動作確認を…

一周回ってMQTTに回帰。パブリックMQTTブローカーやスマホアプリもいろいろあって、なんとか使えそうな感触。

Blynkの代わりをいろいろと探していたのですが全然見つからず、一周回ってMQTTの現状を調べてみたら、パブリックMQTTブローカやスマホアプリもいろいろあることがわかって、MQTTに回帰することにしました。 「IoT OnOff」というアプリで温度・湿度・気圧を表…

【悲報】Blynkアプリで新規アカウント作成ができなくなりました。新しいBlynkは企業向けに衣替えされた別物で、サブスクリプション型のサービスになっています。

※2022年7月4日追記 ログアウトした画面の一番下にある「What happened with old Blynk?」をクリックすると、今後のスケジュールが書かれたページが表示されます。 今の時点で、App StoreとGoogle Playからアプリが削除されているようです。 また、9月30日で…

M5Stack Basicが異常に高くなってしまったので、まだ発売時の価格で売っているWio Terminalを買ってM5Stack Basicと比べてみた

みなさんもお気付きのことだと思いますが、最近一部のマイコン製品の価格が高騰しています。 特にM5Stack Basicは値上がりが酷く、1年半くらい前までは3,575円だったのが今は5,203円になっています。 一方、Wio Terminalは秋月電子通商では発売時の価格を維…

SSLClientは証明書情報を自動で作るサイトが用意されていて、ESP32で標準のWiFiClintSecureよりサイズも小さくEthernetでも使えるのでとっても便利!

電波状況の良くない場所からデータを送信する必要があったため、M5Stack BasicにLANモジュールを付けて有線でデータを送信することにしたんです。 データの送信先サイトがhttpsアクセスだったので、セキュアクライアントを使うプログラミングをしようと思っ…

ATOM Socket KitとBlynkで洗濯機や乾燥機の動作状況が見れて終了を通知してくれるシステムがお手軽に作れるようになった

シェアハウスに住んでいるぼくにとって、洗濯物放置問題の解決はライフワークみたいになっていて、これまでいくつかシステムを作って来ました。 しかし、どれも一般の人が作るにはハードルが高い部分が存在していて、もっと簡単に作ることができないかずっと…

micro:bit用のバギー :MOVE miniをmicro:bitの加速度センサーでリモコン操作するプログラムを公開します

みなさん、micro:bitを使ったことがありますか? MicrosoftのMakeCodeというクラウド上の開発環境でプログラミングができるんですよ。 上のリンクの説明では「ブロック」と「JavaScript」だけしか書かれていませんが、少し前に「Python」にも対応して、「ブ…

BlynkはAndroidアプリプレーヤー(エミュレーター)でWindowsやMac(M1はダメ)でも快適に使える

最近はZoomを使って講座を行うことが多くなったので、Blynkの画面をZoomで共有できればと思っていたんです。でも、Blynkの画面を見せるときだけスマホに切り替えるのも大変だし、1対1のミーティングでも3人扱いになって無料では40分以上繋げなくなってし…

ESP8266やESP32でDeep SleepをWiFiの電波が混んでいる場所で使うときは、接続や送信でタイムアウト処理を行いDeep Sleepを実行する前にWiFiの接続を切る必要がある

市川市の川沿いの住宅街から、神田のビル群や上野のオフィス・住宅密集地に引っ越して、長らくベランダで動かしていた温湿度計のバッテリーが想定より極端に短い時間しか持たない現象に悩まされていましたが、その対処方法がやっとわかりました。 原因の特定…

Arduino core for the ESP32 1.0.5でWiFiClinetSecureの使い方が変更されて、HTTPS(TLS)接続前に証明書の検証方法の明示が必要になっていた

Arduino core for the ESP32 1.0.4までは、HTTPS(TLS)接続は単に次のコードを実行すれば繋ぐことができました。 WiFiClientSecure client; client.connect("www.howsmyssl.com", 443); しかし、Arduno core for the ESP32 1.0.5では、上記の接続コード実行前…

ベランダの温湿度・気圧計をM5Atom Lite+ENV II(SHT30|BMP280)に更新した

これまでESP8266ベースでBME280やSHT31などのセンサーを使ってベランダの気温や湿度をBlynkとThing Speakでモニタリングしていましたが、高コスパなESP32ベースのM5Atom Lite+ENV II(SHT30|BMP280)に更新しました。 最近は寒いせいかモバイルバッテリーのヘ…

いつの間にかMacでドライバのインストールが不要になってWindowsの方が面倒になっていた件

※2022年10月28日追記 macOS 13.0 Venturaで、ドライバのインストールをしなくてもCH9102Fが使えるようになっていました! ただ、「Upload Speed」を「460800」にする必要があります。 ※2022年6月12日追記 M5Stack Basic V2.6などに使われているCH9102Fは、Ma…

Big SurにインストールしたArduinoでESP8266を使う方法

最近はM5シリーズのESP32ばかり使っていてESP8266はご無沙汰していたのですが、Big Sur対応がどうなっているのか気になって、これまで通りArduinoのボードマネージャーでインストールしてプログラムを書き込もうとしたら、やっぱりESP32と同様にプログラムが…

Big SurにインストールしたArduinoでESP32をこれまでと同じようにボードマネージャーで使えるようにする方法

Apple Silicon 「M1」搭載Macが発表される1週間前に、ラインナップから外れてしまったMacBook Proを購入して、最近やっとBig Surをデュアルブートできるようにしたら、なんとArduinoでESP32を使用したM5Stack系のマイコンボードに書き込みができないではない…