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Big SurにインストールしたArduinoでESP32をこれまでと同じようにボードマネージャーで使えるようにする方法

Apple Silicon 「M1」搭載Macが発表される1週間前に、ラインナップから外れてしまったMacBook Proを購入して、最近やっとBig Surをデュアルブートできるようにしたら、なんとArduinoでESP32を使用したM5Stack系のマイコンボードに書き込みができないではないですか!(Windowsも使う必要があったので、どの道M1を買わなかったのですけどね。)

ネットで調べたら、日本語だと面倒臭い方法をしている記事しか見つからなかったのですが、本家のGitHubを見てみたら、これまでと同じようにボードマネージャーを使用して使えるようになることが分かったので、情報を共有したいと思います。

 

Arduino core for the ESP32の本家のGitHubはここです!

 

で、まだ、リリースバージョンになっていないのですが、ESP32 Arduino 1.0.5 RC4(RCはRelease Candidate、リリース候補版の意味です)でBig Surに対応したと書いてあったんです。

※2021年2月23日追記

v1.0.5がリリースされましたが、M5Stack Basicで勝手にボタン操作がONになる不具合を確認しています。(不具合を確認したプログラムはBLE notify_callback使用しており、BLEとM5Stackライブラリが干渉しているように思われます。)

しかし、これはどうもM5Stackに昔からある問題のようです。

とりあえず、M5.BtnA.wasPressed()の前にdelay(10)の様に短いディレイを入れることで、この問題が緩和されるそうなので試しています。

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そして、そのインストール方法も、シンプルにこのように書いてありました。

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リリースバージョンだけをインストールする場合は「Stable release link」のURLを使って、今回のように開発バージョンも使いたい場合は「Development release link」を使えばいいんです。

 

このURLを設定する場所は環境設定(Preferences)です。

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そして、いつも通りボードマネージャーで「esp32」を検索するとBig Surに対応した「1.0.5-rc4」が選べるようになります。

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おわり