知的好奇心 for IoT

IoT関連の知的好奇心を探求するブログです

2017-01-01から1年間の記事一覧

ベランダの温湿度センサーをDHT11から気圧も計れるBME280に変更した

部屋のセンサーはDHT11からDHT12にアップグレードしていましたが、ベランダのセンサーはDHT11のままでした。 このところ急に寒くなって、気温が零度を下回ることもありえる状況になってきましたが、DHT11では零度以下は計測できないんです。 部屋と同じDHT12…

400V昇圧回路を自作してガイガーカウンターを1電源で動くように改良した

「昔作ったガイガーカウンターをESP8266とBlynkでIoT化する」でIoT化できたのですが、ガイガーミュラー管を動作させるための400V昇圧回路に写ルンです改造基板を使っていたことから、電源が2つ必要になっていました。 何とかできないものかとずっと思ってい…

シェアハウスで洗濯機や乾燥機の終了を通知するサービスを稼働させた(ウェブアプリ編)

HEROKU Laundry Reminderのクラウドアプリケーションプラットフォームとして利用しているのがHerokuです。Herokuは2007年創業の企業で、2010年にセールスフォース・ドットコムに買収されたPaaSの草分け的存在です。 Herokuを選んだ理由はやはり無料で使える…

<日本で入手できる部品で>ESP8266とモータードライバを使ってBlynkで操作するキャタピラ車を作ってみた

前回の記事では、WeMos D1 miniとMotor Shieldを使ってキャタピラ車のモーターを制御してみました。Motor ShieldはI2Cインターフェース対応で制御用にピンを2つしか消費しないエコな作りになっている上に、用意されているライブラリを使って非常に簡単にモー…

ESP8266とモータードライバを使ってBlynkで操作するカメラ付きキャタピラ車を作ってみた

2020年4月2日更新 ラズパイを使ってパン・チルトもできるラズパイタンクを作りました! 今までESP8266をセンサーとしか組み合わせたことがなかったので、アクチュエーターとして一般的なモーターを使ってリモコンカーを作ってみることにしました。 カメラ付…

シェアハウスで洗濯機や乾燥機の終了を通知するサービスを稼働させた(センサーアプリ編)

センサーBOXの動作 洗濯機と乾燥機1台ずつに設置したセンサーBOXは、一定以上の電流が流れていればLow、以下ならHighの電圧を出力する単純な構造になっています。これは、使用しているセンサーが磁気を検知するとLowになるタイプなためで、信号用のGPIOをプ…

シェアハウスで洗濯機や乾燥機の終了を通知するサービスを稼働させた(概要編)

※2020/5/17 新しい記事を書きました。 ぼくは、元社員寮として使われていたシェアハウスに住んでいます。4階建ての建物で1階はキッチン・リビング・シャワールームなどの共用施設があり、2階から4階は各自の部屋と共用の洗面・ランドリールームがあります。 …

WiFi温度・湿度計をDHT11からDHT12にアップグレードした

温度・湿度センサーのDHT11はトランジスタ型のセンサーに比べれば若干高いのですが、校正要らずのデジタルセンサーでArduinoで簡単に扱えるライブラリーが提供されていることから人気のセンサーとなっているようです。 ぼくもこれまでのブログで何回か扱って…

太陽フレアの影響を確認するため、IoTダッシュボードを活用してみた

太陽フレアの影響が実際にどのくらいあるのか、部屋に設置しているガイガーカウンターで計測することができるのか確認するため、IoTプラットフォームサービスのthinger.ioを使ってガイガーカウンターとベランダの温湿度計のデータをビジュアルに表示させてシ…

昔作ったガイガーカウンターをESP8266とBlynkでIoT化する

4年前たまたま書店で見つけた「よくわかる最新線量計の基本と作り方」という本に、ガイガーカウンターの自作方法が解説されていたので当時作ってみました。 自作筆箱版ガイガーカウンター ソビエト製のSBM-20というガイガーミュラー管を使っていて、カッコイ…

ESP8266とDHT11とBlynkでスマホとWebにリアルタイムで温度と湿度を表示する

デザインフェスタでスマートミラーの展示だけで何も売り物がないのも寂しかったので、講座用に入手していたESP8266ボードとDHT11シールドを使ってなるべく一般向けの売り物を作ってみることにしました。 部屋の壁に設置したWiFi温度・湿度計 Blynk BlynkはiO…

音声で家電もコントロールできるスマートミラーを作ってみた

真夏のデザインフェスタへの出展が決まって何をメインに据えようかと悩んでいたら、YouTubeでスマートミラーのビデオを見かけて『スマートホームのハブにはスマートミラーが最適では!』っと思い立ち、作ってみることにしました。 で、作ってみたのがこれで…

AIY ProjectのVoice KitをVocie Kitなしでやってみた

AIY ProjectはGoogleのDo-it-yourself-arificial intelligence(自作AI)Projectで、Raspberry Pi 3とGoogle Assistant SDKとVoice KitでGoogle Homeみたいなものを自分で作ってみようというものです。 このVoice KitはオフィシャルラズパイマガジンのThe MagP…

Google Assistantを使うためGalaxy J SC-02FにカスタムROMを焼いてみた

前回の記事で予告していた通り、Google Assistantをぼくの携帯で使えるようにした手順をお知らせします。 ぼくは中古のdocomo GALAXY J SC-02FをOCNモバイルONEで使用しています。巷でSIMフリー携帯の記事が氾濫していて、コストパフォーマンスのいい魅力的…

Google Assistantで中二病的にSmart Homeを実現してみた

日本語版のGoogle Assistantが提供開始されたというニュースを見て、前回のAlexaに続いて何とかして使えないかと、また、Google先生を質問攻めしていたら、かなりいい感じの記事を見つけました。 この記事を参考に今回考えた仕組みはこんな感じです。 Node-R…

Echosim.ioを使うと日本でもAlexaでSmart Homeを実現できるので、安価なBlack Beanで照明やエアコンを制御してみた

AmazonのEcho!早く日本でも発売して欲しいですよね。米国のAmazon.comでechoを買おうとすると「This item does not ship to Tokyo, Japan. 」って表示されるんですよ。 ぼくは発売を待っていることができずに、なんとかAlexaが使える方法を探していました。 …

Rapsberry Piでネット動画を満喫するには(放熱対策の話)

Rasapberry Piの最新RasibianにはFlash Player付きのChromium(Chromeのオープンソース版)がインストールされています。 以前のEpiphanyブラウザでもHTML5に対応しているYouTubeを見ることはできたのですが、動作が不安定で異常終了してしまうことが多々あり…

ESP8266(ESP-WROOM-02)で動作ログを後で確認できるようにする

Raspberry PiでIoT機器を作るときは、動作中に何が起こっているかを後で知るために普通に動作ログをファイルに残すようにすると思います。 今回はESP8266でも動作ログを後で確認できるようにするプログラムにチャレンジしてみます。 ログを表示する方法 ESP8…

Raspberry PiのファイルマネージャーからOmxplayerで動画を再生する

Raspberry Pi (Raspbian)には、ハードウェア動画再生支援機能を活用するOmxplayerが標準でインストールされています。 このハードウェア動画再生支援機能は非常に強力で、Raspberry Pi ZeroでもフルHD(1920×1080ピクセル)のMP4ビデオを非常に高いクオリティ…

WIO NODEとDHT11とバッテリーでNTPとDeep Sleepを駆使しMilkcocoaを経由して外の温度と湿度をWebページに表示する

前回、Wioアプリを使って行おうとした、ベランダの温度と湿度をWebページに表示する記事のリベンジをします。 Wioアプリではバッテリーが持たないことがわかっているので、今回は素直にプログラミングで行きます。 温度・湿度センサーのDHT11はIFTTT経由でTw…

WIO NODEとWioアプリを使って外の温度と湿度をWebページに表示させようとした結果

ノンプログラミングでIoTを実現するWIO NODEを活かしてみようと、温度・湿度センサーのDHT11を使ってWiFi温度・湿度計をベランダに設置してみることにしました。 用意したもの Groove WIO NODE 秋月電子 1,100円(税込) Groove 温度・湿度センサー DHT11 千石…

Raspberry PiのOSアップデートでWDC-150SU2MがLXPanelから使えなくなっていた原因がわかった

2016年の10月ごろ、Raspberry Pi Zero用に小型で安く低消費電力なWiFiアダプタを探していて選んだのがELECOMのWDC-150SU2Mでした。 ELECOM WDC-150SU2Mのスペック 消費電流(最大):150mA 外形寸法(幅×奥行き×高さ):15mm × 8mm × 17mm 質量:約2g 価格:…

ESP8266(ESP-WROOM-02)とDHT11でIFTTT経由で温度と湿度をツイートする

ESP8266でWebリクエストを送るサンプルとして、安価な温度・湿度センサのDHT11を使ってIFTTT経由で温度と湿度をツイートするスケッチを作ってみました。 DHT11はGrooveコネクタで接続するだけのお手軽品を調達しました。 これならWio Nodeだとブレッドボード…

ESP8266(ESP-WROOM-02)でNTPを使って定期的にヒープサイズを出力する

WIO NODEの謎のリセット問題を調べるために作ったスケッチを公開します。 このスケッチを動かすためには、ESP8266のライブラリの他にNTPClientとTimeライブラリをインストールする必要があります。 Arduino IDEのスケッチメニューから[ライブラリをインクル…

WIO NODEで謎のリセットが繰り返される。USB電源には注意!

秋葉原の秋月電子の店頭で何気なくWIO NODEを見かけて、その場でスマホを取り出し仕様をチェックしたときには「これで、Raspberry Piよりずっと安くコンパクトにIoT機器が作れる!」っと喜び勇んでいました。 しかし、Arduino IDEでプログラミングして機器に…

WIO NODEで使うセンサやアクチュエーターをWioアプリでテストする

WIO NODEをArduinoとして使用して独自のIoT機器を作る場合でも、IOSやAndroidのWioアプリは自作したセンサやアクチュエーターの単体動作を簡単にテストするためのツールとして非常に有用です。 今回は、Wioアプリに用意されている汎用機能をテストしてみます…

Grove WIO NODEのファームウェアの戻し方 Windows編

Grove WIO NODEは1,100円程度で購入できるESP8266ベースのWiFi付きIoT開発環境で、専用のIOSアプリやAndroidアプリを使ってノンプログラミングで様々なセンサーやアクチュエーターを利用することができます。 でも、この製品の面白いところはArduino IDEを使…